皆さん、もう我々のニューアルバム"TERMINUS OF THOUGHTS"をお手にとって
聴いていただけたでしょうか?
昨年12/20の発売をきっかけに、我々も色々と情報を皆さんにむけて積極的に発信しようと
心がけています。そこで、今回は私ベースの海野が所有する機材の紹介をさせていただきます。
まずは現在のメインベースである
Ken Smith BSR6PE-FHです。

アメリカ
Ken Smith社製の6弦ベースで、1999年頃より使用しています。今回のアルバムでは、"New World Disorder"を除くすべての曲をこのベースでレコーディングしています。
音色の特徴としては、わりと輪郭のはっきりした硬めの印象です。元々スタジオやセッション系の
ベーシストに愛用されることが多く、メタル関係ではKevin Chown(EDWIN DARE/TILES)あたり
が使用しているくらいしか思い浮かびません(今は増えたのかもしれませんが)。音の分離が
よく、分厚いギターアンサンブルの中でもLow-B弦の音は締まって埋もれないので、本当に
信頼のおけるベースです。
サブのベースとしては
Yamaha RBX-JM Custom Modelを使用しています。
2000年頃からの使用だったと思います。当時ヤマハにお邪魔することが多く、ご厚意でカスタム
モデルを作っていただきました。

こちらは主にライブでのノーマルチューニング曲用や、VIGILANTE以外のレコーディング
セッション(さかもとえいぞうさんやAREA51、Asrielなど)に使用することが多くありました。
最近はVIGILANTEのライブでも使用することが増えてきましたが。音色の特徴としてはさすが
ヤマハ、信頼の日本製品といった感じで、ハイからローまでバランスよく鳴ってくれる気が
します。ただ、Music ManやWarwickのようにパッと聞いてわかるような個性的な音色ではなく、
どちらかといえばオールラウンドに対応できるFender Jazz Bassに近い音色に感じます。
今回のアルバムでは"New World Disorder"で使用しました。他の曲との音色の違いが
感じられると思います。
ちなみにこのベースはヤマハ使用時代のJohn Myung(DREAM THEATER)モデルを基調とし、
ヤマハにお願いしてJohn Myung本人の承諾のもとボディをカスタムカラーの黒にして
もらったり、指板のインレイを普通のドットインレイにしてもらいました。
6弦ベースを使い始めたのは3枚目のアルバム"COSMIC INTUITION"からで、それまでの
アルバムではSpector NS2、Fender Jazz Bass、Orville Thunderbird、Fender Precision
Fretless Bassなどを使用していました。
ペダル周りに関しては、また別の機会にご紹介できるかと思います!
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