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日本のプログレメタルバンド VIGILANTEの公式ブログです!
VIGILANTEのベースの海野です。
前回に引き続き、今回はペダル周りの機材紹介をさせていただきたいと思います。
現在ライブにて使用しているペダル関係は、以下の通りになっています。

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写真右上よりFURMAN/SS6B(電源タップ)、LINE6 Relay G30(ワイヤレスレシーバー)、
Sonic Research Turbo Tuner ST-200(チューナー)、Carl Martin Compressor Limiter
(コンプレッサー)、VeroCity Custom Made Bass Fuzz(ベース用ファズ)、VeroCity
FET BASS BLEND
(ベース用プリアンプ)となっています。

あまり機材の詳細説明は得意ではないので、自分の使用した感触などをまじえて
紹介していきます。

FURMAN/SS6B(電源タップ)
特に問題もなく15年以上は安定して電源を供給してくれています。
もはやバンドの立役者の立役者ですね。

LINE6 Relay G30(ワイヤレスレシーバー)
数年前に購入したのですが、今までのワイヤレスシステムよりも手頃な値段ながら
反応や音質にも大きな影響がなく、信頼のおける機材です。ライブでは若干ローが
削れてその分ハイが目立つのかなとも思うので、他の部分で補正しています。

Sonic Research Turbo Tuner ST-200(チューナー)
「ソニック=音速」という名にふさわしい非常にレスポンスの速いチューナーです。
そしてチューニングの精度は±0.02セントという高精度であり、チューニングにこだわる
VIGILANTEには最適なチューナーです。

Carl Martin Compressor Limiter(コンプレッサー)
個人的にはしっかりとコンプレスされた(鼻の詰まったような?)ベースの音が好みなので、
このコンプレッサーのガツンというかかり具合が長年のお気に入りです。

VeroCity Custom Made Bass Fuzz(ベース用ファズ)
カスタムペダルブランドVeroCityのCEOであり、VIGILANTEのリーダーである大本氏に
試作してもらったファズです。
Cliff Burtonのようなエグイ歪みが得られますが、個人的には歪んだ音よりもピアノの低音弦の
ようなクリーンで芯のある音が好きなので、曲中を通しての使用ではなくギターのバッキングが
薄いパートなどでアンサンブルの補完として使用しています。

VeroCity FET BASS BLEND(ベース用プリアンプ)
既に市販されているAlembic社の伝説のプリアンプ"F-2B"をエミュレートしたベース用プリアンプ
です。これは衝撃的な音で、まさにベースの良いお手本のような音としか表現できません。以来
ライブではいかなる現場の環境にかかわらず、このプリアンプ一択です!

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ちなみに右の写真は、LINE6 Relay G30のトランスミッター用に自作した革ケースです。
付属の金具がもろく壊れてしまったためネットで調べていると、同じ悩みからケースを
自作している方のサイトにたどりつき、なんとか不恰好ながら自作できました。

最後に、自分なりのベースの音作りについての考えですが、
①ベースだからといってむやみにEQのベースを上げない。
ベースの音色は基本的には右手で作り出すもの。
ドラムとの重なった音色を常に意識する。

以上を経験を通して持論にしています。

①EQに関しては、低域(例えば60Hzくらい)を上げるとアンサンブルの中では輪郭の
はっきりしない溜まった低音という感じになってしまう。むしろベースの存在感を
出したいならば中低域(140Hzくらい)を上げるとラインがアンサンブルの中でも埋もれず
人が聴いて所謂ベースらしさを感じる、という趣旨のお話を昔ライブ会場のPAさんから
聞いて以来実践しています。EQはブーストよりも基本カットする方向ですっきり聞かせたい
ですね。

②特に指弾きオンリーなので、自分の弾き方によってトレブリーさを強調したり、ソフトな
弾き方かつ発音のタイミングを後ろに持っていくことで全体を包み込むような低音を演出
したりと、機材に頼るよりも先に右手での音色のコントロールを心がけています。
ギターやドラムのアタック感に合わせたい時には叩きつける、ひねり出すようにして金属的
な響きを出したり、バラード調やギターのソロを聞かせたいときには例えばネック寄りで
ウッドベースのような暖かみと後からついてくるような低音を出したりと、試行錯誤しています。

③ドラムのアタックにベース音がついてくるような音像を目指しています。音を出すために
必要なストロークの大きさはベースとドラムではかなり違っています。例えばドラマーがバスドラ
を鳴らす際、ビーターをかなり振りかぶってからのアタックでないと音は出ませんが、ベース
ならばピックアップのおかげでドラマーとは比べ物にならないほど小さなストロークでも音は
出てしまいます。なので、ドラムとあわせる際の発音のタイミングは、そのストロークの違い分
も考慮して自分にディレイをかけている感じ、普段からすると遅いかなというタイミングで弾く
と、結果的にガッチリとしたリズムセクションとして成立すると考えています。ただし、自分の
発音のタイミングを意図的にある意味矯正していくわけですから、その感じを体得するまでは
なんとも気持ち悪い修行のようでした。しかし、おかげでドラマーとの一体感を得ることが
出来たので、得るものは大きかったと思います。

以上、すっかり長くなってしまいましたが、たまにはベーシスト目線での情報も良いかなと思い、
今回の投稿とさせていただきました。


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